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喘息に効く食事
 
喘息と上手く付き合って行くためには、薬物療法と並行して生活習慣を改善して行くことも大切です。ここでは、喘息症状の改善について、食事・栄養面から考察してみました。
 
まえがき 「喘息に効く食事法とは・・」
 
いきなりですが、喘息に効く食事法としては、これだけ食べれば大丈夫と言う食材はありません。食物アレルゲンを避け、免疫力を落とさないよう、タンパク質、脂質、糖質の三大栄養素に加え、ビタミン、ミネラルをバランス良く摂取することが推奨されています。また、食べ過ぎを控え、便秘を予防するも大切です。食べ過ぎたり、便秘をすると、横隔膜の働きが妨げられ、呼吸運動が制限されるためです。食物繊維を十分に摂取し腹八分で止めるように心掛けると良いでしょう。
 
◆小麦粉や卵など、特定の食品にアレルギーがある場合は、それらを避け、抗酸化力が強く食物繊維を多分に含む野菜や果物を多く摂取するようにします。但し、野菜でも、喘息発作を誘発しやすいヒスタミンやコリンを含む、ナスやほうれん 草、タケノコなどは食べ過ぎに注意しましょう。◆脂質については、取りすぎに注意するだけでなく、リノール酸とα-リノレン酸をバランス良く摂取するように心掛けましょう。厚生省では、(リノール酸):(α-リノレン酸 )= 4:1で摂取することを推奨してます。現代の食生活では、α-リノレン酸が不足気味と言われていますから、リノール酸を多分に含む揚げ物などを控え、不足した分をα- リノレン酸の多い、しそ油や、えごま油で補うのも良いでしょう。α-リノレン酸は、加熱すると酸化されやすいため、サラダやマリネなどで生のまま摂 取することをお勧めします。揚げ物などの加熱食品から、リノール酸の摂取を抑えるためには、酸化されにくいオレイン酸を多く含んだオリーブ油で調理するのも1つの手段です。◆気道粘膜を刺激する香辛料(こしょう、唐辛子、わさびなど)や、食品添加物を多く含む加工食品類は控えるようにしましょう。
 
 
結局はバランス良く食べることが大切です!!
 
喘息と食事_りんご 喘息と食事_紅茶 喘息と食事_いわし 喘息と食事_なべ 喘息と食事_でこぽん
 
 
目次
 
1.喘息で控えたい食品とは・・
  1-1.食物アレルゲンを避けよう!
  1-2.食品添加物・遺伝子組み換え作物を多く使用した食品は避けましょう。
  1-3.ヒスタミン、コリンを含む食品は食べ過ぎに注意!
  1-4.香辛料の強く効いた食品は控えましょう。
  1-5.肉、砂糖を食べ過ぎない。
 
2.喘息でお勧めしたい食品
  2-1.食物繊維、ビタミンC、カルシウムを多く含む食品を積極的に摂取しよう。
  2-2.脂肪酸は、リノール酸よりα-リノレン酸
  2-3.レモンティーを飲んでみては・・
 
3.脂肪酸について知ろう!
 
 
1.喘息で控えたい食品とは・・
 
1-1.食物アレルゲンを避けよう!
 
喘息と食事_食物アレルゲン

食物がアレルゲンとなり喘息発作を誘発する場合があります。食物アレルギーがある場合は該当食品を避けましょう。小児喘息では、卵、牛乳、小麦粉、大豆、米、そば、肉、魚などに。成人喘息では、そば、小麦粉などに多くみられます。食物アレルギーは、発作と同時に皮膚症状がでることも多いので、アレルゲンを特定することは比較的容易です。アレルゲンだと分かった食品は避けるようにしましょう。更に、食物アレルギーがある場合、食物依存型運動誘発アナフィラキーショックを起こすこともあるため注意が必要です。食物依存型運動誘発アナフィラ キーショックとは、食後、すぐに運動すると、およそ2時間以内に全身のかゆみや、じん麻疹、発疹、声がれ、喘鳴、嘔吐、下痢などの症状が出現するもので、 失神してショック状態に陥ることもあります。エビやカニ、アワビなどの甲殻類や貝類、小麦粉製品や、そばなどの穀類を食べた後は、時間を十分においてから、運動するようにしましょう。

食物アレルゲンがある場合は、食べれない食品の栄養素を、他の食品から補うことも大切です。特に、成長期のお子様がいる場合は、個人で判断せず、医師や栄養士に相談されることをお勧めします。

 
 
1-2.食品添加物・遺伝子組み換え作物を多く使用した食品は避けましょう。
 
日本では、食品を害虫から守り新鮮に見せることを目的として、北欧では禁止されている食品添加物も使用されています。英サセックス大学のエリック・ミルストーン教授によると、私達は、知らず知らずのうちに年間で約4kgもの食品添加物を摂取しているとの事です。食品添加物には、毒性がありますから、これは非常に怖いことです。では、食品添加物には、どのような毒性があるのかと言いますと、まず、精子の減少など生殖系への悪影響。2つ目は喘息を代表とするアレルギー疾患等、免疫系への悪影響。3つ目に、知能の低下や異常行動等、脳神経系への悪影響などが挙げられます。これらは、長い時間をかけ慢性的に体を蝕んで行くと考えられています。では、私達はどのように対処して行けば良いのでしょうか?最も望ましい方法は、メーカーが危険な添加物を使用しないことですが、それでは、害虫が繁殖し商品になりません。ですから、私達消費者は、食品添加物についての知識を持ち、リスクの大きい添加物を多く含む食品を摂取しないようにするのが現実的な対応だと考えられます。私達がリスクの大きい添加物を使用している食品を買わなければ、その商品は売れないため、いずれ市場から姿を消すことになり、安全な食品のみが市場に残って行くことになります。ここでは、食品の成分表示の見方や、特に注意したい食品添加物について紹介します。
 
 
食品表示の例 食品表示について
   
名称 即席みそ汁(生みそタイプ)
原材料名 米みそ、あさり、貝エキス、食塩、わかめ、たん白加水
分解物かつおエキス、酒精、調味料(アミノ酸等)
内容量 168g(21g×8食)
賞味期限 枠外右側に記載
保存方法 直射日光を避け、冷暗所で保存してください。
加工食品には、原材料名と添加物名を記載した食品表示があります。これは、使用分量の多い順に記載されています。最初から3番目以内に、危険な食品添加物を含んでいる食品は避けると良いでしょう。左図は、みその例です。両者とも、3番目以内に、危険な添加物はなさそうですが、即席みそ汁の方には、たん白加水分解物や、調味料(アミノ酸等)などの避けたい食品添加物が入っています。調合みその方は、大麦、米、大豆を主成分とした比較的安全なみそだと言えます。また、みそを選ぶ場合、「遺伝子組み換えでない」と記載のないものには、遺伝子組み換えの大豆が使用されていることがあるので注意しましょう。
名称 調合みそ
原材料名 大麦、米、大豆(遺伝子組み換えでない)、食塩
内容量 500g
賞味期限 2009.10.7
 
 
◆ 避けたい食品添加物リスト
 
(1)合成着色料(タール色素)
古くなった食材を美しく見せるための添加物です。北欧では、禁止されているタール色素が、日本では11種類も使用されています。過去24種類のタール色素が使用されていましたが、研究過程で発ガン性が強いことが発覚し現在の11種まで縮小されました。しかし11種類の中でも、すでに黄色4号はリスクが大きいことが分かっており、喘息発作、じん麻疹、鼻づまり、目の充血など、アレルギー症状の原因となると言われています。
黄色4号
ゼリー、シロップ、和洋菓子、アメ、清涼飲料水、漬物、魚肉ねり製品など
 
(2)合成保存料
食品を腐らないようにするための防腐剤です。安息香酸やソルビン酸などがあり、ハムやソーセージ、清涼飲料水など、さまざまな食品に使用されています。安息香酸は、着色料の黄色4号と一緒に摂取すると、喘息や花粉症などのアレルギー症状を悪化させるとの報告があります。また、ソルビン酸も、発色剤の亜硝酸Naと一緒に摂取すると、変異原生のある物質を作りだすことが分かっています。変異原生のある物質とは、遺伝情報に変化を引き起こす作用を有する物質のことです。
安息香酸、安息香酸Na
弁当などに付属している小パック醤油、清涼飲料水など
ソルビン酸
ハム、ソーセージ、佃煮、おにぎり、ワイン、魚肉ねり製品、チーズなど
 
(3)発色剤

発色剤は、食品の色を綺麗に保つために使用されます。代表的なものには、亜硝酸Naがありますが、アレルギーの原因となったり、血液の酸素運搬能力を低下させたりする危険な添加物です。さらに、魚介類に多く含まれるアミンと一緒に摂取すると、胃の中で、発ガン物質のニトロソアミンが生成されます。亜硝酸Naを含むハムやソーセージと、二級アミンを多量に含む、ニシン、マグロ、クジラ、タラなどの食べ合わせは避けましょう。

亜硝酸Na
ハム、ソーセージ、おにぎり、ワイン
 
アスピリン喘息がある場合、食品添加物によって発作が引き起こされるリスクが高くなります。インスタント食品や加工食品を購入する時は、入念にチェックするようにしましょう。
 
 
遺伝子組み換え作物について
 
遺伝子組み換え作物は、予期せぬ新たなアレルギーの原因物質になる可能性が高いため、避ける努力をしましょう。日本では、大豆、菜種、トウモロコ シ、ジャガイモ、綿実の5種が市場に出回っています。「遺伝子組み換えでない」の記載のない食品は、遺伝子組み換え作物を使用している可能性があります。また、「植物性たん白」など原形を残さずに使用されている大豆などもあるため注意が必要です。「植物性たん白」とは、大豆や小麦に含まれるタンパク質を抽出し、粉状やペースト状にしたものです。これは、遺伝子組み換えかどうかは分かりません。「植物性たん白」や「たん白加水分解物」などの表記がある食品は控えた方が良いでしょう。
 
 
 
1-3.ヒスタミン、コリンを含む食品は食べ過ぎに注意!
 

かゆみやアレルギー性炎症の原因となるヒスタミンや、喘息発作を誘発するアセチルコリンの材料となるコリンを含む食品は、食べ過ぎに注意しましょう。ヒスタミンは、鮮度の落ちた赤身魚や、チーズ、ワインなどに、コリンは、そば、タケノコ、山芋などに含まれています。なすや、ほうれん草には両方含まれています

 
ヒスタミンを含む食品 ヒスタミンとコリンを含む食品 コリンを含む食品
鮮度の落ちた赤身魚、チーズ、ワイン ほうれん草、なす そば、タケノコ、山芋
 
 
1-4.香辛料の強く効いた食品は控えましょう。
 

わさび、こしょう、唐辛子などの香辛料が強く効いた食品は、
気道粘膜を刺激し喘息発作を誘発する恐れがあるため控えましょう。

 
 
1-5.肉、砂糖を食べ過ぎない。
 
魚も含め、牛、豚、鳥など動物性食品の食べ過ぎは、腸内を腐敗させ、免疫力を低下させるので、良くありません。私達の腸は、穀・草食型と言われ、肉類を完全に消化できません。腸内に残った残りカスは、腐敗菌の作用により、アミン、アンモニア、 硫化水素と言った有害物質となり腸内を汚染します。腸内が腐敗すると、栄養を効率良く吸収できなくなり免疫力が低下します。また、アミノ酸に分解されていない大きな分子のタンパク質(未消化タンパク質)が、腸壁から吸収され、血液中に運ばれると、アレルゲンと認識されアレルギー反応が引き起こされます。肉類の食べ過ぎは控えましょう。
 
次に砂糖についてですが、砂糖を摂取し過ぎると、体が酸性に傾くので、中和させるために体内のカルシウムが消費され、カルシウムが不足します。カルシウムは、細胞間の情報伝達に必要なミネラルで、不足すると免疫細胞に上手く情報が伝達されなくなり、免疫細胞が暴走、アレルギー症状を悪化させると言われています。また、腸内細菌のバランスも崩れ、免疫力も低下します。過剰摂取はやめましょう。

 
2.喘息でお勧めしたい食品
 
2-1.食物繊維、ビタミンC、カルシウムを多く含む食品を積極的に摂取しよう。
 
◆食物繊維は、胃や小腸で消化されにくいため、摂取すると、そのまま大腸まで移動します。そして、大腸内の老廃物を吸収し排泄してくれます。更に、腸内に 残った食物繊維は、腸内菌により分解されると、腸内が酸性化し、悪玉菌の増殖を防いで善玉菌を増やしてくれます。これにより、腸内が綺麗に保たれ、免疫力 が向上します。食物繊維を多く含む、緑黄色野菜やキノコ類を多く食べるようにしましょう。
 
ビタミンの豊富な南瓜やブロッコリー、β-グルカンが豊富なマイタケやシメジなどをお勧めします。

 
◆ビタミンCは、強い抗酸化力があり、活性酸素から体を守ってくれます。しかし、喘息患者はビタミンCが不足気味であると言われ、これによって気道粘膜が過敏になっているとの報告もあります。積極的にビタミンCを摂取するようにしましょう。ここで、ビタミンCの摂取について注意したいことがあります。それは、清涼飲料水からのビタミンCの摂取は逆効果になることもあると言うことです。清涼飲料水の中には、ビタミンCが入っているものもありますが、これは食品の酸化防止を目的に入れてあるものなので、体の酸化防止には効果が薄いと言われています。食品の酸化防止のために使用されたビタミンCが体内に入ると、逆に活性酸素を発生することもあるとのことです。清涼飲料水に頼らず、野菜や果物から直接摂取することをお勧めします。
 
下記のリンクは私も利用させて頂いている「みかん農園」と「りんご農園」のサイトです。新鮮で、おいしい果物を産地から直送して下さいます。是非ご活用下さい。お勧めです!
 
ゆきおさんちのみかん           ・陣平農園       
 

 
 
 
◆カルシウムは、骨や歯を丈夫にするだけでなく、細胞間の情報伝達に必要なミネラルです。不足すると神経細胞と免疫細胞間の情報交換が上手くに行われなくなり、アレルギー症状を悪化させます。不足しないように摂取しましょう。ここで、カルシウムの摂取について注意したいことがあります。それは、牛乳から摂取は控えた方が良いと言うことです。牛乳は、カルシウムが豊富で吸収率も高いと言われてきましたが、最近の研究では、牛乳を飲むとミネラル不足に陥り、逆に骨粗しょう症を引き起こしたり、腸内細菌のバランスを崩してしまうなど、深刻な弊害もあることが分かってきました。これは、どういう事かと言いますと、牛乳を飲み血液中のカルシウム濃度が急激に上昇すると、人の体は濃度を一定に保とうとして、余剰分を排出しようとします。この時、マグネシウムやカリウムと言ったミネラルや栄養素までを一緒に排出してしまうため、ミネラルが不足してしまうと考えられています。特に、マグネシウム不足は深刻です。血液中のマグネシウム濃度を増やそうとして、骨からマグネシウムを奪います。この時、マグネシウムと同時に、骨の中のカルシウムまでが一緒に溶け出します。これが骨粗しょう症を加速させると考えられています。また、牛乳には、乳糖と呼ばれる糖分が含まれていますが、乳製品を摂取する習慣のなかった日本人は、この乳糖を分解する酵素が不足していると言われており、胃や小腸で分解されなかった乳糖が大腸で悪さをし、腹痛や下痢を引き起こします。これにより、カルシウムは吸収されるどころか、他の必要な栄養素をも排出し、腸内細菌のバランスを崩してしまうと考えられています。以上を踏まえ、カルシウムは、穀類、糖類、野菜、納豆、海藻などの食品から摂取することお勧めします。
 
 
牛乳の殺菌方法

殺菌方法 殺菌温度と時間
低温保持殺菌方法(LTLT) 62~65℃で30分間
高温保持殺菌 75℃以上で15分以上
高温短時間殺菌(HTST) 72℃以上で15秒以上
超高温瞬間殺菌(UHT) 120~130℃で2~3秒間
超高温滅菌(UHT滅菌) 135~150℃で1~4秒間
 
腹痛や下痢がなく、牛乳を飲む場合は、低温保持殺菌されたものをお勧めします。牛乳の殺菌方法は、上表の5種類ありますが、高温で殺菌すると牛乳に含まれる大切な酵素も死んでしまいます。活性酸素の仲間である過酸化水素を分解する酵素、カタラーゼがなくなると牛乳の中に過酸化水素が残留する恐れがあります。低温保持殺菌されたものならば、このリスクが低くなります。
 
 
2-2.脂肪酸は、リノール酸よりα-リノレン酸
 
市販食品には、あらゆる所にリノール酸が使用されており、現在の食生活ではリノール酸を過剰摂取してしまう傾向にあります。リノール酸を過剰摂取すると、善玉コルステロールを減少させたり、アレルギー症状を悪化させます。一方、α-リノレン酸は、体内でEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)に分解され、善玉コレステロールを増やし、アレルギー症状を緩和するなどの効果があります。以上を踏まえ、リノール酸の摂取を減らしα-リノレン酸の摂取量を増やすことをお勧めします。
リノール酸は食用油を変えれば手軽に摂取量を減らすことができます。酸化されにくいオレイン酸を多く含む、オリーブオイルに変更することをお勧めします。α-リノレン酸は、しそ油や、えごま油に多く含まれていますが、これらの油は、非常に酸化されやすいため、加熱せずサラダやマリネ、ドレッシングなどにして生のまま摂取することをお勧めします。また、天然の紫蘇ジュースなどを飲むのも、手軽でお勧めです。
 
無農薬栽培 えごま油 ピュアオリーブオイル 紫蘇ジュース ビエンナーレ
喘息に効く食事 紫蘇ジュース ビエンナーレ
無農薬栽培の福島産えごまを100%使用した、えごま油。α-リノレン酸が豊富です。 小豆島産のオリーブと、相性の良いスペイン産のオリーブをブレンドさせたオイルです。 洞爺湖産の天然赤しそを使用した紫蘇ジュースです。α-リノレン酸がたっぷり入っています。
 
 
2-3.レモンティーを飲んでみては・・
 
国産無農薬紅茶 「五月」


国産無農薬紅茶 「お試しセット」


レモンティーの元となる紅茶には、カフェインが豊富に含まれています。カフェインは気管支拡張薬のテオフィリン系薬と化学構造が類似しており、軽い気管支拡張効果があります。カフェインと言えば、緑茶やコーヒーにも豊富に含まれていますが、私が紅茶をお勧めするのはレモンと非常に相性が良いからです。レモンティーにすれば、レモンに含まれるビタミンCやクエン酸も一緒に摂取することができます。ビタミンCは、強い抗酸化作用があり、有害な活性酸素から体を守ってくれます。また、クエン酸には、肥満細胞から放出され、かゆみやアレルギー性炎症の原因となる、ヒスタミンの遊離を抑制する働きがあります。更に、カルシウムの吸収率をUPしてくれる働きもあります。喘息の方に、是非、お勧めしたいお茶です。しかし、飲み過ぎに注意して下さい。特に、テオフィリン系薬を服用されている方は注意が必要です。テオフィリン系薬は、血中濃度が適度でないと効果を発揮しません。血中濃度が高すぎると、吐き気、嘔吐、頭痛、不眠、動悸などの副作用がでます。カフェインのような化学構造の似たものと一緒に摂取すると、副作用がでやすくなります。注意しましょう。また、服用されていない方も、カフェインは覚醒作用がありますから、時間を考えて、適量摂取するようにして下さい。カフェインの覚醒作用は、個人差もありますが飲んでから、30~40分で発現し、4~5時間持続すると言われています。左表は、私がお勧めする紅茶です。静岡県の「水車むら農園」で栽培された無農薬茶葉を使用しています。近年は、外国産の紅茶が多いですが、生まれた国の土と水で作られたものが、一番、安心ですし体に合うと思います。
 
 
 
 
 
 
3.脂肪酸について知ろう!
 
脂肪酸は、脂質を構成する主成分です。飽和脂肪酸や不飽和脂肪酸など、さまざまな種類が存在し、タイプによって性質や体内での働きが異なります。たとえば、飽和脂肪酸は、牛や豚肉等に多く含ま れ、常温(20℃)で固体、血液中で凝固しやすい性質があります。一方、不飽和脂肪酸は、魚肉や食用油に多く含まれ、常温で液体、飽和脂肪酸と比較して、血液中で凝固しにくい性質があります。不飽和脂肪酸は、更に、一価不飽和脂肪酸(n-9系)と、多価不飽和脂肪酸に分けられ、多価不飽和脂肪酸は、更に、 n-3系とn-6系に分類されます。主要な脂肪酸は下表をご覧下さい。ここでは、その中から喘息などのアレルギー症状に関係深いとされる、リノール酸、α-リノレン酸、EPA(エイコサペンタエン酸)、DHA(ドコサヘキサエン酸)について紹介し ます。これらはどれも、体内で合成することができない必須脂肪酸です。

 

 
脂肪酸の種類(五十嵐脩 監修 栄養キーワード事典より)
 
  主な脂肪酸 働き
飽和脂肪酸 パルミチン酸
ステアリン酸
ミリスチン酸
ラウリン酸
●血液中の中性脂肪やコルステロールを増やす。
不飽和
脂肪酸
一価
不飽和
脂肪酸
オレイン酸 ●血液中のコルステロールを低下させる。 
●胃酸の分泌を調整。
不飽和
脂肪酸
多価
不飽和
脂肪酸
n-6系
脂肪酸
リノール酸 ●血液中のコルステロールを低下させる。 ●動脈硬化を予防。
●とり過ぎるとアレルギー性の疾患などを悪化させることもある。
不飽和
脂肪酸
多価
不飽和
脂肪酸
n-6系
脂肪酸
γ-リノレン酸 ●血糖値、血液中のコレステロールを低下。 ●血圧低下。
不飽和
脂肪酸
多価
不飽和
脂肪酸
n-6系
脂肪酸
アラキドン酸 ●血圧を調整。 ●免疫系の調節
●過剰にとるとアレルギー性の疾患などを悪化させることもある。
不飽和
脂肪酸
多価
不飽和
脂肪酸
n-3系
脂肪酸
α-リノレン酸 ●アレルギー疾患を予防。 ●高血圧、心疾患、がんを予防。
不飽和
脂肪酸
多価
不飽和
脂肪酸
n-3系
脂肪酸
DHA
●中性脂肪を低下させる。
●高脂血症、高血圧、脳卒中、虚血性心疾患、認知症を予防。
不飽和
脂肪酸
多価
不飽和
脂肪酸
n-3系
脂肪酸
EPA
●抗血栓作用。 ●中性脂肪を低下させる。
●脳血管障害、虚血性心疾患、高血圧、動脈硬化、高脂血症、皮膚炎予防。
 
 
リノール酸
 
多価不飽和脂肪酸のn-6系に分類され、サフラワー油、ひまわり油、マーガリンなどに多く含まれています。リノール酸を摂取すると、体内で、γ-リノレン酸とアラギドン酸に変換されます。約50年前、アメリカでコレステロール値を下げる働きがある事が判明し注目を集めましたが、その後の研究から摂取しすぎると、善玉コレステロールまで減ら してしまうと言う弊害が分かってきました。適度に摂取すれば、免疫機能を調整しアレルギー症状を改善したり、コレステロール値を低下させ生活習慣病の予防に繋がりますが、過剰摂取すると、その逆に作用します。リノール酸は、さまざまな食品に使用されていることから、現代の食生活では、まず不足する事はないと言われています。喘息などのアレルギー疾患を持つ方は、控えるようにしましょう。
 
 
α-リノレン酸
 
多価不飽和脂肪酸のn-3系に分類され、しそ油、えごま油などに多く含まれています。α-リノレン酸を摂取すると、体内で、DHAとEPAに変換されます。α-リノレン酸は、DHAやEPAの効能を合わせ持ち、アレルギー疾患や生活習慣病予防に良いとされています。非常に酸化されやすい性質であるため、α-リノレン酸を多く含む油は、加熱処理を避け早めに使い切るようにしましょう。
 
◆ α-リノレン酸の主な効能
① リノール酸を過剰摂取した場合の悪影響を抑制する。
② 血液中で固まりにくく、血栓を防ぐ。
③ 悪玉コレステロールを減らし、善玉コルステロール増やす。
④ 大腸がん、乳がん、肺がんの予防や進行を抑える。
 
 
DHA (ドコサヘキサエン酸)、EPA (エイコサペンタエン酸)
 
DHAとEPAは、多価不飽和脂肪酸のn-3系に分類され、さばやいわしなど、背の青い魚の脂肪に多く含まれています。両者とも、ほぼ同じ働きをしますが、悪玉コレステロールを減らす力は、DHAの方が強く、血液を凝固させにくくする力はEPAの方が強いと言われています。EPAは摂取しすぎると、出血が止まりにくくなることもあります。
 
◆ DHA、EPAの働き
① 喘息、アトピー性皮膚炎など、アレルギー疾患の症状改善と予防。
② 血液の凝固を抑え、血液をサラサラにする。
③ 悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす。
④ アラギドン酸の作用を抑え、がんの発生や進行を抑制する。
⑤ 学習能力、記憶能力の向上。
 
 
参考文献 日野原重明 総監修 「食べて治す・防ぐ医学事典」
増尾 清 監修 「食べてはいけない危険な食品添加物」
五十嵐 脩 監修 「栄養キーワード事典」
佐野 靖之 監修 「ぜんそく 最新治療と健やかな毎日の知識」
ホリスティック栄養学研究所
画像は、「風変わりな素材やさん」より
 
 
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